夏が近づいてくるとエアコンや扇風機、冷風機などの購入や買い替えを考えませんか?
今回は冷風機と冷風扇の仕組みや違いをまとめてみました♬
冷風機の仕組み
冷風機は、熱を除去するために水と風を利用する装置です。
一般的な冷風機の仕組みは次の通りです♬
風の送風
冷風機にはモーターがあり、これが風を送風する役割を果たします。
モーターは羽根車と呼ばれるファンを回転させ、周囲の空気を吸い込んで送風します。
水の供給
冷風機は水の供給を必要とします。
一般的には水タンクがあり、水ポンプが水を吸い上げ、水を放水します。
水と風の結合
冷風機には、モーターから送風された風と放水された水を結合するための構造があります。
一般的には、モーターの後ろに水を撒くためのエバポレーターパッド(蒸発板)が取り付けられています。
エバポレーターパッドは水を保持し、風との接触面積を増やすことで水を蒸発させます。
乾燥冷却
水が蒸発すると、周囲の熱を奪うために熱エネルギーが必要とされます。
このため、エバポレーターパッドに水を供給することで蒸発が起こり、周囲の空気が冷やされます。
冷風機の特徴
低消費電力
冷風機はエアコンのように冷媒を使わないため、電力消費量が低くなります。
環境に優しい
冷風機は冷媒を使わないため、環境に対する負荷が少ないです。
迅速な冷却効果
エバポレーターパッドを通して水を蒸発させることにより、風が冷やされるため効果的に冷却することができます。
加湿効果
冷風機は湿度を上げるため、乾燥した環境で快適さを提供します。
ポータブル
多くの冷風機は軽量で移動しやすいため、必要な場所に移動して使用することができます。
コスト効果が高い
冷風機の価格はエアコンに比べて比較的低く、運用コストも低く抑えられます。
冷風扇の仕組み
冷風扇は、水を噴霧しそれをファンで送風することで冷たい風を発生させる装置です。
一般的な冷風扇の仕組みは以下の通りです。
水の供給
冷風扇には水タンクがあり、そこから水が供給されます。
水噴霧(ミスト)
水が噴霧されると水の表面積が増え、蒸発が促進されます。
この蒸発によって熱を吸収し、冷たい空気が作られます。
ファン送風
冷たい空気はファンによって送られ、部屋に広がります。
ファンの風が通ることで肌に直接風が当たり、涼しさを感じることができます。
冷風扇の特徴
省エネ
冷風扇は冷房機器よりも電力消費量が少ないため、省エネ効果があります。
使用方法
冷風扇は単純な構造で操作も簡単です。
水を補給し、スイッチを入れるだけで使用できます。
加湿効果
冷風扇は水を噴霧するため、部屋の湿度を上げる効果があります。
特に乾燥した季節や乾いた環境での使用に適しています。
移動が簡単
多くの冷風扇はコンパクトで軽量なため、移動が簡単です。
部屋のどの場所でも涼しさを感じたい場合に便利です。
比較的低価格
冷風扇は他の冷房機と比べて比較的低価格です。
初めての冷房装置や予算に制約がある場合に適しています。
冷風扇は室内の温度を下げる冷房効果は限定的です。部屋全体を冷やすのではなく、個人の周りの空気を涼しくするために適しています。
特に湿度が高い場所では冷却効果が低下することがあります。そのため、使用環境や目的に応じて適切な冷却機器を選ぶ必要があります。
他の記事でご紹介している 「ヒヤミストシリーズ」 は冷風扇に入ります♬
リピーターも!ミストが出る冷風扇
梅雨以降になると売り切れる可能性があるのでお早めに!機能はこちらから見られますよ♬
まとめ
冷風機と冷風扇は似ているようで仕組みが違うことをご紹介しました(*^^*)
私自身もよく知りませんでした!
商品によって涼しく感じられないものもありますが、購入する際の比較になれば幸いです♩
\ミストが出る冷風扇✨️/